年齢によって特徴的なかゆみを伴う湿疹が2~6カ月以上持続します。
治療
- 1)外用療法
- 炎症がおきている(湿疹ができている)部分にお薬を塗って炎症を落ち着かせます。お薬をきちんと効かせるためには正しく塗ることが必要です。
- 2)スキンケア
- 皮膚を正しく洗い、適切に保湿剤を使う必要があります。
- 3)悪化要因に対する対策
- お子様によって湿疹が悪くなる原因は異なります。
治療というと、お薬を飲んだり、塗ったりすることだけをイメージされるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎はそれだけでは治りません。毎日のスキンケアと湿疹が悪くなる原因への対策も非常に大切になります。また、お薬や保湿剤の塗り方を見直すことで、同じお薬を使っていてもずいぶんよくなることもあります。これまで治療を受けていたが、なかなかよくならないと感じられているかたは、私たちと一緒にこれらの見直しを行いませんか?
湿疹は長く続けば続くほど、治るのにも時間がかかってしまいます。また近年では乳児期早期の湿疹が食物アレルギーの発症に影響している報告もたくさんでています。
これ、湿疹かな?と感じられたら、早めの受診をおすすめします。