お知らせ
- 2024.09.09 令和6年度インフルエンザワクチンについて
-
令和6年度のインフルエンザワクチンは2024/10/5より毎週土曜日の午後に行います（10/26は臨時休診日とさせていただくため行いません）
数に限りがありますので、当院をかかりつけ医とされている方（診察券をお持ちの方）に限らせていただきます。
アレルギーが原因で他院でインフルエンザワクチン接種困難と言われた方は、一度受診の上ご相談ください
昨年度までは皮下注射による不活化ワクチンのみ行っておりましたが、今年度からは点鼻による生ワクチン（フルミスト）も行うことにいたしました。12歳以下のお子様はこれまで2回皮下注射を行っておりましたが、生ワクチンの場合は1回接種でよく、点鼻タイプになるため、これまで注射が苦手だったお子様の心理的負担を軽減することができます。
費用は不活化ワクチン 4000円/回 生ワクチン8000円/回となるため、12歳以下のお子様の負担はこれまでと変わりません。
生ワクチン（フルミスト）は2歳以上19歳未満の方しか適応がないため、ご注意ください
予約はweb受付のみで、窓口、電話での予約は行いません。例外として、当院を定期的に受診されている小学生以上のお子様に限り、診察時に生ワクチン（フルミスト）のみ接種させていただきます。ご希望がありましたら、必ず事前にお電話にてお問合せください。
予約の際には、不活化ワクチンなのか、生ワクチンなのかをお間違いないようにお願いいたします。 - 2024.09.09 インフルエンザ生ワクチン（フルミスト）について
-
本年度から日本でもインフルエンザウィルスに対する生ワクチン（フルミスト）が承認され、接種可能となりました。
アメリカでは2003年から使用されており、安全性は十分確認されているワクチンとなります。
従来のインフルエンザウィルスに対する不活化ワクチンとの違いについて簡単にまとめます
メリット
①痛くない
従来のインフルエンザ不活化ワクチンの注射と違い、鼻の中にスプレーするだけなので、痛くありません。
②予防効果が高い
インフルエンザウィルスは主に気道粘膜に感染します。気道粘膜の免疫にはIgA抗体という免疫物質が重要となりますが、従来の注射型の不活化ワクチンはIgG抗体という免疫物質しか作らず、重症化予防は期待できますが、感染防御という点においては効果が乏しいという問題点がありました。それに対して生ワクチン（フルミスト）は鼻の粘膜に弱毒化した生きているウィルスを噴霧することで、IgG抗体とIgA抗体の両方を誘導するため、予防効果が高いことが期待できます。
③予防効果の期間が長い
生ワクチン（フルミスト）は約1年間の予防効果があると言われています。
④接種が1回でよい
受診負担が減ります。
デメリット
①かぜ様症状の副反応がでることがある
生ワクチン（弱毒化したウィルスを感染させる）のため、噴霧後1週間以内にかぜ様症状（鼻水、鼻づまり、のどの痛みなど）が出ることがあります。
②2歳未満、19歳以上の人は接種できない
③重度の免疫不全者との密接な接触は1-2週間避ける必要がある
弱毒化したウィルスが鼻の粘膜で増殖するため、重度の免疫不全者と接触することで感染させてしまう可能性があります。
④高価
従来の不活化ワクチンは4000円/回
生ワクチン（フルミスト）は8000円/回
2回接種が必要な13歳未満のお子様に関しては費用負担は同じになりますが、13歳以上の方に関しては費用負担が多くなります。
- 2021.07.19 視力スクリーニング検査
-
当院では視力スクリーニング検査が行えます。
当院で健診を受けられる生後6か月以上のお子様は無料で行えます。
健診以外でご希望の方は、500円にて行わせていただきます。 - 2021.04.28 スギ・ダニ舌下免疫療法について
-
スギ・ダニの舌下免疫療法をご希望になられる方は
完全予約制（Web予約不可）になりますので、電話または院内にてスタッフまでお問い合わせください。
★初回と1週間後の受診の際には院内にて舌下免疫療法薬を内服していただき、アレルギー症状がでないかどうかを確認します。
1時間以上かかるため、時間に余裕をもってお越し下さい。
★診察前1時間、内服後2時間の激しい運動・入浴はできません。
★体調不良やアレルギー症状がある場合は実施できないことがありますので、ご了承下さい。
院長ごあいさつ
長年、岡崎市民病院で小児医療に携わってきましたが、もっとお子様や保護者の方々に近い立場でお子様達の成長を見守らせていただきたいと考え、市民病院からも近い美合の地で開業させていただくことになりました。
小児科診療をベースとして、特に専門としている小児アレルギー診療に力を入れていく予定です。
近年アレルギー疾患を持つお子様が増加しています。アレルギーを持つお子様は一見普通のお子様と何も変わらないように見えますが、多かれ少なかれ様々な困難感をもって生活しています。 ささいなアドバイスや治療で随分生活が送りやすくなり、自分にもっと自信が持てるようになるお子様もたくさんいらっしゃいます。そんなお子様やご家族様に少しでも「来てよかった」と思っていただけることが、私のパワーの源です。
まだ、医学の道は途中故、未熟な点がたくさんあると日々痛感しております。皆様と一緒にお子様のことを真剣に考えることで、当クリニックも成長させていただければ幸いです。
ゆかりこどもアレルギークリニック
院長 渡邊 由香利
クリニックのコンセプト
-
- 今日来てよかった、また来たいと思っていただけるクリニックを目指します。
-
- 患者様が真に困っていることを読み取り、少しでも解決する方法を提案し、多職種でサポートします。
-
- アトピー性皮膚炎のスキンケア指導、喘息の吸入指導、食物アレルギーの栄養指導などアレルギー疾患全般に対し、お子様にあわせた丁寧な指導を行います。
-
- 話しやすいママ友的なクリニック。何でも相談しやすい雰囲気をつくります。
